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日帰り手術

AI diagnose

AI診断

当院は診療の質を高めるために先進技術としてAI診断を導入し活用しています。


具体的には、下部消化管内視鏡(大腸カメラ)におけるCAD EYE胸部X線画像の判定にCXR-AIDを導入しています。

下部消化管内視鏡(大腸カメラ)におけるCAD EYE

日本において大腸癌は、癌の中でも罹患者数/死亡者数ともに高い割合を占めています。 しかし、初期の癌であれば内視鏡手術や外科手術で切除できる可能性が高く、早期発見が重要となります。

大腸癌の検査は内視鏡検査が一般的ですが、平坦な病変や微小な病変は発見が難しく、発見率を向上させることが課題となっています。また、切除する必要性が比較的低いとされる非腫瘍性の病変の切除件数を減らすことは医療費削減につながるため、内視鏡検査による正確な大腸ポリープ診断が求められます。

CAD EYE

当院では、FUJIFILM6000システムを導入しており、美しいハイビジョン画像での観察とBLI(Blue Light Imaging)とLCI(Linked Color Imaging)といった特殊画像処理を組み合わせることで正確な診断をアシストしつつ、更に「CAD EYE」というAI診断技術を導入しています。

これは、大腸ポリープなどの病変の検出および鑑別をサポートする内視鏡診断支援機能であり、内視鏡専門医の院長が活用することで更に正確な診断をすることが実現されています。

CAD EYE

CAD EYEの特長

CAD EYEは大腸ポリープなどの「病変検出支援機能」と「疾患鑑別支援機能」で構成されます。

1.病変検出支援機能

病変検出支援機能は、ポリープなどの病変を疑う部位を検出すると、対象のエリアを枠で囲って表示しつつ、検出音を鳴らすことで検査のサポートをします。 そして、大腸ポリープが腫瘍性または非腫瘍性である可能性を推定し、リアルタイムに推定結果をモニターに表示します。

2.疾患鑑別支援機能

疾患鑑別支援機能は、ポリープなどの病変を疑う部位について、腫瘍性もしくは非腫瘍性の鑑別結果を表示することで、診断のサポートをします。

鑑別結果が腫瘍性の場合には黄色、非腫瘍性の場合には緑色と、鑑別結果により異なる色を内視鏡画面の外縁に表示します。

最終的には院長が腫瘍性ないしは非腫瘍性の判断をしますので、更なる診断の正確性が向上します。

胸部X線画像におけるCXR-AID

AIを用いた胸部X線画像の判定では、撮影した胸部単純X線画像をAIにて自動解析し、結節・腫瘤影(がんなど)、浸潤影(肺炎など)、気胸が疑われる領域を検出しマーキングします。結節影の有無を今までよりも正確に判断することが可能になり、その領域を医師が再確認することで、見落し防止を支援することが可能となります。

CXR-AID

病変の早期発見につながったり、病変の見落としが減ったりすることで、より安心できる医療が提供できると考えます。

CXR-AID CXR-AID CXR-AID CXR-AID

当院で胸部X線を撮影した方は全員、医師の確認に加えてAIでも確認しています。

今後とも患者さんの健康と安心を第一に考え、信頼性の高い医療を提供できるよう努めてまいります。