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大腸カメラ検査

colonoscopy

大腸カメラ検査

当院の大腸カメラ検査の特徴

01

検査は日本内視鏡学会専門医の院長が行います。

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当院の大腸カメラは最新のAI技術(CAD EYE)を併用して見落としのない検査を実現します。

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大腸カメラ検査では炭酸ガスを用いているため検査後のお腹の張り感が速やかに解消されます。

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大腸ポリープについてはその場で摘除を検討し日帰り手術が可能です。(10mm前後の病変に限ります)

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平日の検査が難しい方は、土曜日の検査も行っています。

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内視鏡機器はガイドラインに沿ってしっかりと洗浄/消毒されております。組織検査で使用する器具は、その検査限りの使用なので感染予防は徹底しております。

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希望に応じて鎮痛薬や鎮静薬の使用が可能です。(使用には条件があります)

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鎮静薬を使用した場合は、薬の効果がなくなるまでお休みいただきますが、テレビ完備の半個室の回復室 (リカバリールーム)なのでプライベートが守られています

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FUJIFILM6000システムを導入しており、美しい ハイビジョン画像での観察とBLI(Blue Light Imaging)とLCI(Linked Color Imaging)といった特殊画像処理を組み合わせることで正確な診断がアシストできます。

大腸カメラ
(下部消化管内視鏡)

大腸カメラ

大腸カメラとは、内視鏡を肛門から挿入し、小腸の終わりから全ての大腸を観察する検査です。胃カメラと同様に粘膜を観察することで炎症や大腸ポリープなどの病変を発見することができます。
偶然早期の大腸がんが見つかるなんてこともよく経験されることです。

一般的に大腸がんの発生は、腺腫(アデノーマ)という大腸ポリープが徐々に大きくなることで癌化することが分かっているため、腺腫の段階で摘除することが発がんを予防する手段となります。
安全に取れると判断したポリープであれば、その場で摘除します。ポリープを摘除することで大腸がんの予防をすることが可能となります。
ポリープだけでは症状が出ることはほとんどありませんので、健診の便潜血検査で引っかかったなど心配があればご相談ください。

当院の大腸カメラは最新のAI技術(CAD EYE 富士フイルム内視鏡画像診断支援システム)を導入しておりますので、日本内視鏡学会専門医の目とAIの目の併用により見落としのない大腸検査の実現に努めます。
病変を発見した時は、その場で日帰りのポリープ切除を行っています。(大きなポリープや特殊な形の病変を発見した場合は高次医療機関へご紹介します)

健康診断の便潜血検査について

大腸がんも日本人には多い悪性腫瘍であり、食事の欧米化により罹患率が上昇しています。
大腸がんの発生は一般的にポリープ(腺腫)が徐々に大きくなることで癌化することがわかっているので、癌化する前の腺腫の時点で発見し摘除することが大腸がんの予防にとても重要なことなのです。
ポリープがあったとしても症状はほとんどありません。血便や便の通りが悪くなったなどの自覚症状が出現した時には既にある程度進行してしまっている可能性があります。放置すれば便が通過できなくなって腸閉塞となり、嘔吐や腹痛の症状とともに、腸が破裂して死に至る場合にもあります。便が体内にばらまかれるので重症の感染を起こすのです。
胃カメラにも共通することですが、健診の便潜血検査で陽性となった場合はもちろんのこと、血縁に大腸がんの方がおられる方や血便の症状や便秘/下痢が繰り返されるなどの便通異常を自覚されている方は検査をお勧めします。40歳を目安に検査してみませんか?
早期発見されれば内視鏡治療が可能であり、おなかを切るような手術を回避することができます。将来の身体の負担を考えれば内視鏡検査を受けてみるのも良い選択肢かと思うので、お力になれればと思います。

大腸カメラ検査で発見できる病気

大腸ポリープ・大腸がん・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎/クローン病など)・憩室症・痔

大腸がん

大腸がんも日本人には多い悪性腫瘍であり、食事の欧米化により罹患率が上昇しています。
大腸がんの発生は一般的にポリープ(腺腫)が徐々に大きくなることで癌化することがわかっているので、癌化する前の腺腫の時点で発見し摘除することが大腸がんの予防にとても重要なことなのです。
ポリープがあったとしても症状はほとんどありません。血便や便の通りが悪くなったなどの自覚症状が出現した時には既にある程度進行してしまっている可能性があります。放置すれば便が通過できなくなって腸閉塞となり、嘔吐や腹痛の症状とともに、腸が破裂して死に至る場合にもあります。便が体内にばらまかれるので重症の感染を起こすのです。
胃カメラにも共通することですが、健診の便潜血検査で陽性となった場合はもちろんのこと、血縁に大腸がんの方がおられる方や血便の症状や便秘/下痢が繰り返されるなどの便通異常を自覚されている方は検査をお勧めします。40歳を目安に検査してみませんか?
早期発見されれば内視鏡治療が可能であり、おなかを切るような手術を回避することができます。将来の身体の負担を考えれば内視鏡検査を受けてみるのも良い選択肢かと思うので、お力になれればと思います。

炎症性腸疾患

急性腸炎も広い意味で炎症性腸疾患ですが、ここでは特に潰瘍性大腸炎やクローン病といった難病指定されている病気が代表例となります。
これらは大腸カメラ検査を行うことが診断につながるので大腸カメラ検査は必要不可欠な検査といえます。

早期に発見することで適切な治療につなげることができるので、血便が続いていたり腹痛や下痢を定期的に繰り返したりといった症状があれば一度検査を受けることをお勧めします。

大腸カメラ検査の流れ

①ご予約 ①ご予約

①ご予約

大腸カメラ検査は前日からの食事の注意と検査の前日/当日の下剤内服がありますので胃カメラとは異なり当日予約はできません。

・事前に受診していただき、検査日の調整や検査の説明をさせていただきます。受診のご予約をインターネットないしは電話でしていただくようお願いします。

・ご予約のキャンセル/変更はお早めにご連絡下さい。無断のキャンセルは他の患者さんの迷惑になりますので固くお断りいたします。

②事前受診(初診) ②事前受診(初診)

②事前受診(初診)

大腸カメラ検査では便が残っていると正確な検査とはならないので、いかに大腸をきれいにするかがネックとなります。受診時に食事の注意点や検査前日/当日の下剤の話など詳しく説明させていただきます。
ポリープを摘除した場合は安静や生活の制限などがありますので別途説明いたします。

・内服している薬の確認をしますのでお薬手帳を持参して下さい。(特に血液をサラサラにする薬の有無を確認します)

③検査前日

③検査前日

前日の夕食は適した食事があるので指示のあった内容に従った食事をお願いします。場合によっては検査食が必要になることもあります。

夜9時以降は検査終了まで絶食となります。水分は水/茶/スポーツ飲料など透明なものであれば飲んでもらって構いません。

前日に内服する下剤がありますので指示通りの内服をお願いします。
定期的に飲んでいる薬については、事前の受診の際に指示された内容に従って内服/休薬をお願いします。ご不明な点がありましたらご連絡ください。

④検査当日 ④検査当日

④検査当日

朝食は食べずに水分摂取のみとしてください。

当日内服開始となる腸管洗浄剤はご自宅ないしは院内での内服となります。一部の方で腸管洗浄液が口に合わない方がおられ、内服ができない場合があります。当院ではいくつかの下剤の種類をご用意していますので内服がどうしてもできない場合にはご相談ください。

一般的に内服開始して1時間程度で水のような便が出てきます。徐々に便の色が薄くなっていき、ほとんど水しか出ていない状態になれば検査前の準備は完了となります。

ご自宅で内服される場合は、便がほとんど透明な水になったことを確認し、おなかの調子が落ち着いた段階でご来院ください。
院内での内服の方は当院スタッフが確認して適宜指導いたします。

⑤ご来院

⑤ご来院

余裕をもってご予約時間より少し前にお越しいただき、来院されたら当院スタッフにお知らせください。

⑥検査

⑥検査

更衣室で検査着に着替えていただきます。お尻にスリットが入った検査パンツをはいていただき内視鏡室へ移動して検査開始となります。

鎮静薬を希望される方は点滴が必要となるので事前に点滴の注射をします。
大腸の長さや硬さは個人差が大きく、検査自体は平均で約15~30分程度で終了となりますが、ポリープの切除を行うと追加の時間を必要とします。(ポリープの個数によって時間が変わります)

※事前の外来の際にお伝えしますが、鎮静薬を使用される方は当日の運転ができませんので公共交通機関ないしは送迎での来院としてください。検査を受ける方の安全を担保するためなので周知徹底をお願いします。

※鎮静薬を使用された方は薬の影響で健忘症状が出現し、検査後に説明をしても忘れてしまう可能性があるため結果説明は別日に設定させていただきます。

⑦検査後 ⑦検査後

⑦検査後

検査のみの場合は飲食の制限はありません。検査に伴い空気が大腸にたくさん入っているのでしっかりとおならをしてもらったり、残った下剤をトイレで出してもらったりすると楽になります。

ポリープを摘除した方は食事と生活の制限がありますので適宜説明いたします。

鎮静薬を使用した方は回復室(リカバリールーム)に移動してもらい薬の効果がなくなるまでお休みいただきます。(およそ1時間程度)
検査結果は当日画像をお見せしながら説明いたします。組織の検査があれば結果は後日となるので次回外来の予約をいたします。

大腸カメラ検査費用

1割負担 3割負担
初診
(感染症採血含む)
約700円 約2,000円
大腸内視鏡
(大腸カメラ)検査
のみ
約2,500円 約7,500円
大腸内視鏡検査
+病理検査
約3,000
~5,000円
約10,000
~16,000円
大腸内視鏡検査
+ポリープ切除
約7,000
~10,000円
約20,000
~30,000円

上記は検査費用の目安です。

※病理検査やポリープ切除は、部位の数によって費用が変わります。

※再診料や採血料、薬剤料は別途必要となります。

「短期滞在手術等基本料1」認定取得について

2024年3月より大腸ポリープ切除術をより安全に行えるよう「短期滞在手術等基本料1」の施設基準を取得いたしました。
「短期滞在手術等基本料1」とは、大腸ポリープ切除術などの日帰り手術を行うための環境および手術等を行うために必要な術前・術後の管理や定型的な検査、画像診断等を包括的に評価する施設基準です。
施設基準の取得には、適切な人員配置・施設や医療設備の充実度・緊急時の対応などにおいて、一定以上の質を確保することが求められています。
当院では上記の基準を満たしていると認められ、正式に行政より施設基準の認定を受けました。
そのため日帰り手術を実施した際には、基本料金の加算が適用されることになり、患者さんの負担金額が変更となります。
(※内視鏡検査のみの場合は、加算はありません)
当院では、引き続き安心して治療を受けていただけるよう努めてまいります。
ご理解、ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。

その他 大腸カメラ検査について

  • 自宅で下剤を飲むことが不安ないしは困難な方は院内で下剤を内服しつつ当院スタッフが観察しながら、内服のタイミングを指導しますので安心して検査に臨むことができます。院内での下剤内服をご希望の方はご予約の際にご相談ください。
  • できる限り楽に検査を受けてもらいたいので、鎮痛薬(痛み止め)だけではなく希望される方には鎮静薬(ぼんやりして眠ったような状態になる薬)の使用も検討しますのでご相談ください。
    ただ、鎮静薬の使用により呼吸が抑制されて場合によっては呼吸が止まったり、血圧が下がったり、逆に暴れてしまったりなどということがあるので、呼吸器疾患のある方や低血圧の方、高齢者、心疾患/腎疾患のある方には使用できない場合があります。
  • 大腸カメラ検査ではお腹の手術歴がある方や憩室という腸の小部屋が多発している方は癒着の影響にて痛みが出やすい傾向にありますので当院での鎮静が不十分となってしまう恐れがありますのでご了承下さい。
  • 鎮静薬は使用した日は終日、車やバイク・自転車の運転はできませんし、高齢の方ですと副作用のリスクがあるのでお断りすることもあることはご了承ください。あくまで検査なので、当院では安全第一での検査を心がけています。